小学生映画日記

小学生の娘による映画絵日記です。

【最終回】遊星からの物体X(The Thing)&最後のあいさつ

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私が6年間「小学生映画日記」を書いて、気付いた事が2つあります。
1つ目は、映画への認識が変わった事です。低学年あたりの頃は、映画をみるより絵を描く事の方が好きでした。長い時間ずっと観ていなければいけないので、1本観るだけで大分つかれます。そのうえつまらない映画だったときの不機嫌はしばらく収まりません。でも年を重ねるうちに、にんたい力がついていきました。にんたい力がついたおかげで映画をよりじっくり観ることができます。もっと楽しいのはその映画を観た後、もしくは観ながら、この映画の意見交流をする事です。違う意見も、同じ意見も聞きとれるようになりました。
2つ目は、はば広いはんいの映画を観れるようになったことです。
何年か前までは、ホラー映画やサスペンス映画やアクション映画も観れませんでした。「コメディー映画以外は観たくない!!」という時期もありました。でも少しずつ、少しずつ、たくさんの種類の映画を観ていくうちに、なれていきました。例えば、私は昔はティム・バートンさんのデザインがなぞめいていて、こわかったので、なかなか近寄りづらかったです。でも、「チャーリーとチョコレート工場」のような子供向けの映画から少しずつ観ていって、今はティム・バートンさんの世界が大好きになりました。また、ホラー映画が最近好きになりました。2年生の頃に観た「チャイルド・プレイ」がとらうまでなかなかホラー映画が観れませんでしたが、今は平気になりました。昔のホラー映画を観て、「お約束(例えば電話がつながらないとか…)」を探すのも楽しいです。
こんな風に、映画を通じて、「たくさんの視点からたくさんの物を見る」ことを学べられた私は、かなりしあわせだと思います。中学生になって、今度はどんな事を映画から学べられるのか楽しみです。



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<父より>
マーリーさんが無事小学校卒業できたので、今回で「小学生映画日記」は終了です。同人誌作ったり、原画展やったり、雑誌に載ったり、ラジオ番組に出演したりと色々楽しかったです。これからも色んな映画を観て、色んな話をしていきたいと思います。6年間ありがとうございました!


↓バイバイ!